音楽理論

4和音のコードについて

 

音楽の3大要素はメロディー、ハーモニー、リズムと言われています。

この中でコード(和音)はハーモニーの要素にあたります。

音を重ねることによって響きが豊かになりますよね。

 

 

コードとは異なった音が3つ以上重なってできる響きをルールに従って記したものです。

 

4和音とは3和音(トライアド)の上に第6音、または第7音を加えたコードのことで、テトラッドとも呼ばれます。

 

まだ3和音も良くわかってないという方もルールさえ覚えれば簡単ですので順番に説明していきたいと思います。

 

 

♪目次

 

  • 基礎知識

1 音名の英語表記と日本階名について

2 全音、半音と音程について

 

 

  • 4和音の種類と構成

 

 

 

基礎知識

 

1 音名の英語表記と日本階名について

 

 

コードの構成音のうち、一番下の音をルート(根音【こんおん】)と呼び、この音の英語の表記を記号や数字と組み合わせて記したものがコードネームになります。

まずは英語表記から紹介していきます。

 

 

 

 

番号 英語表記 日本階名

 

C
C#・D♭ ド#・レ♭
D
D#・E♭ レ#・ミ♭
E
F ファ
F# ファ#
G
G#・A♭ ソ#・ラ♭
A
A#・B♭ ラ♯・シ♭
B

 

 

英語表記と日本階名を並べてみました。

 

 

Cから始まって、Aに戻りますが、アルファベット順に並んでますので覚えやすいかと思います。

 

ちなみに日本音名はドから順番にハニホテトイロハです。

 

黒鍵の部分はスケール(音階)によって表記の仕方が違うので両方記してます。

 

ハ長調、CMajor、Cdurなどという言葉を目にしたことはありませんでしょうか?

これがスケールと呼ばれる曲の特性を表すものになります。

 

ここではスケールについては説明しませんので興味を持った方、レベルアップしたい方は調べてみてくださいね。

 

 

2 全音、半音と音程について

 

コードの構成音を下から順番にルート、第3音(3rd)、第5音(5th)、第6音(6th)又は第7音(7th)と呼びます。

 

 

そして#【シャープ】(音を半音上げる)、♭【フラット】(音を半音下げる)を使用して響きの違いを作っていきます。

 

明るい響きのメジャー、暗い響きのマイナーがあります。

これらを決めるのは音程(インターバル)で、音と音の間の距離です。

 

 

音程には完全音程(パーフェクトインターバル【P】)

長音程(メジャーインターバル【M】

短音程(マイナーインターバル【m】

長音程をさらに半音広げた増音程(オーギュメントインターバル【aug】)

短音程をさらに半音狭くした減音程(ディミニッシュインターバル【dim】)があります。

 

 

上の表現が少し難しいなと感じた方は今は読み飛ばしていただいて構いません。

最後まで読んで、また戻ってきていただけると何が言いたいのか分かるかと思います。

 

 

これらの音程を理解するにあたってまずは全音、半音の違いを覚えましょう。

最小単位の音程は半音で鍵盤一つ分の距離で、全音は鍵盤2つ分の距離になります。

 

 

ドとレ 全音
レとミ 全音
ミとファ 半音
ファとソ 全音
ソとラ 全音
シとド 半音

 

 

ドとレの間には黒鍵がありますよね。

ですから鍵盤2つ分の距離となりますので全音です。

ミとファの間には黒鍵がありませんので半音となります。

 

 

 

 

次に音程について説明します。

 

音程とは2つの音の距離のことで単位は「度」で表します。

 

 

ドとド 1度
ドとレ 2度
ドとミ 3度
ドとファ 4度
ドとソ 5度
ドとラ 6度
ドとシ 7度
ドと1オクターブ上のド 8度

 

 

 

3和音と4和音は2度と3度と4度の音程を使います。

そして、音程には完全系と長短計があり、2度と3度は長短系コースで、4度は完全系コースです。

 

 

ここではこの3つの音程に絞って説明していきます。

 

 

2度の音程

 

 

ドとレ 長2度
レとミ 長2度
ミとファ 短2度
ファとソ 長2度
ソとラ 長2度
ラとシ 長2度
シとド 短2度

 

 

ミとファ、シとドの間には黒鍵がありませんので半音となり、音と音の間の距離が短い短音程となります。

 

短2度はこの2つしかありませんので覚えてしまうと楽です。

 

例えば短2度のミとファの音程で、ミに♭がついて半音下がると音程が広がり、長2度となります。

 

このように#と♭がつくと音程が広くなったり狭くなったりしますので、この部分が少し難しいと思いますが慣れれば平気になってくると思います。

 

 

3度の音程

 

 

ドとミ 長3度
レとファ 短3度
ミとソ 短3度
ファとラ 長3度
ソとシ 長3度
ラとド 短3度
シとレ 短3度

 

 

ドとミ、ファとラ、ソとシの間には黒鍵が2つあり、他の音程には黒鍵が1つしかありません。

したがって黒鍵が2つある音程が音と音の距離が長い長音程となります。

 

下の音がド、ファ、ソであれば長音程、そうでなければ短音程と覚えるのが良いと思います。

 

 

4度の音程

 

 

ドとファ 完全4度
レとソ 完全4度
ミとラ 完全4度
ファとシ 増4度
ソとド 完全4度
ラとレ 完全4度
シとミ 完全4度

 

 

ファとシの間のみ黒鍵が3つありますので増4度となります。

他の4度の音程と比べて不協音とは言いませんが、不安定な響きがします。

それ以外の音程は間に黒鍵が2つで完全4度です。

 

重減、減、増、重増の音程の考え方は

短音程にフラット(♭)がついて半音狭くなったら減音程、そこからさらに半音狭くすると重減音程となります。

 

逆に長音程にシャープ(#)で半音広がり増音程、そこから更に半音広くすると重蔵音程となります。

 

 

 

4和音の種類と構成

 

 

4和音のコードと言っても数多くありますので、ポピュラーミュージックに多く使われるコードを中心に紹介します。

 

ここではCの音をルート(根音)として説明していきます。

 

 

C7(シーセブンス)

 

一番目にする機会が多いコードではないでしょうか?

 

3度の和音(トライアド)Cの上に短3度の音を加えた和音です。

 

華やかな響きがします。

よくメロディーを終わりへと導くコードとしても使われる和音です。

 

 

C7の構成音
第7音 シ♭ 短3度
第5音 短3度
第3音 長3度
ルート

 

 

 

Cm7(シーマイナーセブンス)

 

Cmの和音の上に短3度の音程を加えた和音です。

マイナーコードですので少し暗いけれど華やかな要素もある響きがします。

 

 

Cm7の構成音
第7音 シ♭ 短3度
第5音 長3度
第3音 ミ♭ 短3度
ルート

 

 

 

CM7(シーメジャーセブンス)

 

Cのコードの上に長3度の音程を加えた和音です。

開放的な響きがします。

 

CM7の構成音
第7音 長3度
第5音 短3度
第3音 長3度
ルート

 

 

 

CmM7(シーマイナーメジャーセブンス)

 

マイナーなのか、メジャーコードなのか!?と言われそうですが、Cmの和音の上に長3度の音程を加えた和音ですのでマイナーコードです。

沈んだ感じの響きがする和音です。

 

CmM7の構成音
第6音 長3度
第5音 長3度
第3音 ミ♭ 短3度
ルート

 

 

 

C6(シーシックス)

 

第5音の上に隣り合った第6音の音を加えた和音です。

隣同士の音ですが、響きは良いです。

 

C6の構成音
第6音 長2度
第5音 短3度
第3音 長3度
ルート

 

 

 

Cm6(シーマイナーシックス)

 

cmの和音に長2度の関係の第6音を加えた和音です。

マイナーコードですので暗いですが、引き締まった響きがする和音です。

 

Cm6の構成音
第6音 長2度
第5音 長3度
第3音 ミ♭ 短3度
ルート

 

 

C7-5(シーアルタードセブンス)

C7(♭5)(セブンスフラットファイブ)とも表記される

 

セブンスコードの第5音を半音下げた和音です。

不穏な響きがします。

 

C7-5の構成音
第7音 シ♭ 長3度
第5音 ソ♭ 減3度
第3音 長三度
ルート

 

 

C7sus4(シーセブンスサスペンデットフォース)

 

温かみのある響きの和音です。

こういうコードが使えるようになると出来るな、と思われます。

 

C7sus4の構成音
第7音 シ♭ 短3度
第5音 長2度
第3音 ファ 完全4度
ルート

 

 

コードを覚えると楽譜を見ただけでその曲の大体の雰囲気がわかったり、どんな伴奏をつけてみようかなと考えたり、楽しみが増えます。

 

メロディーにコードだけが書かれている楽譜を見てさらっと演奏が出来たらカッコ良いですよね。

 

最初はとっつきにくいかもしれませんが、ルールさえ覚えてしまえば簡単ですので、ぜひマスターして楽しい演奏ライフを送ってくださいね。

 

 

 

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