
ギター初心者でカッティングが上手く弾けない。
ミュートだけでも難しいのに、右手の動きも忙しくてついていけない。
弦一本だけのカッティングってどうやるの?
そもそもカッティングってできないとダメ?
こんな悩みがあると思います。
はっきり言ってしまえばカッティングはできなくてもいいです、ですができるとカッコいいです。
バンドだとポルカドットスティングレーがカッティングを多用していますね。
このCDの1曲目(テレキャスター・ストライプ)という曲はカッティングから始まるので、カッティングがどんな感じなのか参考にして聞いてみてください。
・左手を使ったミュートの仕方
・簡単なカッティングの弾き方 ・弦を一本だけ弾くカッティング ・練習曲 |
上記の4つについて書いていきます。
この記事を読めば、カッティングの基礎から上手く弾くコツまで習得できます。
目次
左手を使ったミュートの仕方
カッティングにはミュートの技術が必須です。
では、左手のミュートと押さえ方から紹介します。
ミュート時はこのように指を浮かせてミュートします。
上記の画像にように、ミュートはフレットに弦が触れないようにするのがコツです。
音を出すときはこの画像のようにフレットに弦が触れるように押さえるします。
カッティング奏法は、押さえる→ミュート→押さえる→ミュートの繰り返しです。
簡単なカッティング
なんでも順番が必要です、まずは簡単なカッティングの奏法から習得していきましょう。
練習する場合はゆっくりなテンポから始めた方がいいです。
ゆっくりしたテンポからはじめてみてカッティングが弾けるようになれば、テンポが速くなってもあとは応用だけで弾くことができます。
全ての弦を押さえたカッティングの方が簡単なので、まずは簡単なやり方から始めるといいと思います。
いきなり難しいフレーズを弾いても挫折しやすくなるだけです、そのため簡単な奏法から始めたほうが挫折が少なくていいです。
全ての弦を弾くカッティング
押さえ方は下記のポジションになります。

Amコード
テンポ80でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ100でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ120でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
3本の弦を弾くカッティング
テンポ80でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ100でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ120でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
2拍ずつ弾く
●2回音を出して弾く→2回ミュートするの弾き方です。
テンポ80でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ100でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ120でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
1拍ずつ弾く
●1回音を出して弾く→1回ミュートするの繰り返しです
テンポ80でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ100でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
テンポ120でカッティングしてみた演奏を録音してみました。
という弾き方です、一回ずつ交互に弾くので少し難しいです。
弦を一本だけ弾くカッティング
カッティングは弾く弦が少ない方が、ミュートの技術が必要なので難しいです。
1本で弾けるようになればほぼカッティングはできるといえます。
3弦(5フレット)1本だけで弾く
●3弦5フレット1本以外をミュートして弾く練習
●ハンマリングオン(h)を混ぜて弾く練習
ハンマリング叩きつけるという意味です、7フレットを指を叩くようにして弾く奏法です。
●ハンマリングオン(h)とプリングオフ(p)を混ぜて弾く練習
プリングオフは押さえている指を引っ掻く、またははじくように弾く奏法です。
●スライド(s)を混ぜて弾く練習
スライドは横に滑らせる奏法です。
練習曲
ハンマリング、プリング、スライドを使ったカッティングの練習曲を作ったので練習に利用してください。
まとめ
カッティングを使って弾くだけでイントロが出来上がってしまうほどカッティングは万能な奏法です。
しかもいかにもギターという弾き方なので、習得できれば脱初心者になります。
ギターができない人が、カッティングをしている人を見るととてもギターが上手い人に見えるという効果もあります。
ギターフレーズの引き出しが増えるのでぜひマスターしましょう。