
「指が痛くならない弦はないの?」
「弦交換するタイミングが分からない。」
など、分からないことがたくさんあって悩んでいる方が多いと思います。
弦を買う為に楽器屋さんに行っても英語表記の弦だらけで正直どれがいいのか分からないですよね。
弦によって弾き心地や、音が全く違うので真剣に選びたいところです。
初心者の方なら尚更、弦選びに慎重になって頂きたいです。
これを踏まえて今回は、初心者の方必見!「指が痛くなりにくい、音も良くてコスパもいい」
優秀なアコースティックギターの弦を紹介していきます。
自分の使っているギターと指に合った弦を見つけることで指への負担も減らすことができますし、
練習効率がグッと劇的にアップします。
☑ギターの弦の選び方について
☑ギターの弦の種類について
☑弦の交換時期と交換方法について
☑おすすめの弦のメーカー
以上の、4つの項目に分けて一つ一つ丁寧にご説明させて頂きます。
目次
ギターの弦の選び方について
アコギの練習をしていたら、指が痛くなって、皮がめくれてしまった。
など指への負担がすごく大きいです。
弦を自分に合ったものに変えるだけで指への負担を減らすこともできます。
ゲージタイプは細いものを選ぶ。
ゲージタイプとは、弦の太さの事を言います。
初心者で始める方は特に弦はできるだけ細いものを選ぶようにするといいです。
太い弦より、細い弦の方が柔らかく比較的弱い力でも抑えやすくなっているので
指への負担を減らすことができます。
ゲージタイプは、種類が五種類あります。
「ミディアムゲージ」「ヘヴィゲージ」「ライトゲージ」「カスタムライトゲージ」「エクストラライトゲージ」
以上五つです。
初心者におすすめの弦の種類は、「ライトゲージ」「カスタムライトゲージ」「エクストラライトゲージ」
この三つを選ぶようにしましょう。
細い弦は、抑えやすく指への負担が少ないことがメリットとなりますが、
逆にその分、音自体が細くなってしまします。
なので、少しでもいい音をだしたい。厚みのある音を出したいと考えている方は
「ヘヴィゲージ」などの太い弦を選ぶといいでしょう。
最初は、細い弦で練習を重ねてから、徐々に太い弦へ交換していく事をおすすめします。
弦の素材は自分に合ったものを選ぶ。
アコースティックギターの弦には、二種類あります。
「スチール弦」と「コンパウンド弦」の二種類です。
スチール弦は、銅で合成された金属のような素材でとなっていて
コンパウンド弦はシルク系の合成繊維の上から、銀メッキされた導線が更に巻かれて作られている弦です。
このコンパウンド弦はスチール弦と比べて独特でクラッシックギターのような重くて甘い音を
出すため、サスティーンも短くなります。
よく聴くアコースティックギターの音とはかなり違う音になってきますので
アコギっぽくない音を出したいという方以外は一般的に使用されるスチール弦を使うことをおすすめします。
また、スチール弦にも二種類あります。
「ブロンズ製」「フォスファー・ブロンズ製」の二種類となっていて
弾きやすさにほとんど変わりはないので自分の音の好みに合わせて選ぶといいでしょう。
弦を長持ちさせるためにはコーティング付きを選ぶ。
弦を交換するのは結構めんどくさい。と言う方が多いです。
そういう方は、コーティング付きの弦を選ぶのがおすすめです。
弦の表面がコーティングされている為、比較的一般の弦に比べると
手汗などによる錆びを防ぐことができます。
コーティング弦は、すこし値段もかかりますが、頻繁に弦の交換を行う事を考えると
コスパはいい方だと思います。
ですが、コーティング付きの弦も頻繁に毎日ガンガン弾く方は指などの摩擦でコーティングが
剝がれてきますので、剥がれてきたなと思ったタイミングで弦の交換をするのが無難でしょう。
また、野外などで弾かれる方は梅雨などの雨で濡れやすい季節だけコーティング付きの弦を使う方もいます。
ご自身であった弦を選ぶのがいいでしょう。
ギターの弦の種類について。
アコギの弦は、スティール弦を一般的に使用しています。
その他にもブロンズ弦、フォスファー弦、ブロンズ弦、、ニッケル弦、コンパウンド弦と色々な種類があります。
初心者の方は、最も一般的なブロンズ弦を使うといいでしょう。
弦の太さは、初心者の方はエクストラ・ライトゲージか、ライト・ゲージを必ず利用しましょう。
☑弦の交換時期と交換方法について。
弦の交換時期について説明していきます。
- サビが出ていないか。
- 変色していないか。
- 光沢が無くなっていないか。
以上の、三つの中で一つでも当てはまる場合は交換しましょう。
次に、交換方法について説明していきます。
- 弦を緩める
- ブリッジピンを抜いて弦を外す。
- 購入した弦を開封し、弦を折り曲げてブリッジに通す。
- 弦のネジレを取る。
- 弦を巻いていく。
- チューニングをする。
おすすめの弦のメーカー
マーチン アコースティックギター弦 Lifespan2.0Bronze MA-175T
初心者向け!ファスファーブロンズのコンパウンド弦です。
一般的な弦より細い芯線に、太めの巻き弦を使用しているので張力が低いため弾きやすいのが特徴です。
こもった感じはなく、繊細です。
<ダダリオ アコースティックギター弦 フォスファーブロンズ light>
アコギのサウンドの基準を確立している弦といえばダダリオの弦です。
深みがあり、キレのいいサウンドと耐久性を持っています。
ダダリオは、高級ギターメーカーがこの弦を工場出荷時にあることから
信頼性の高さや音質の良さが他の弦と圧倒的に違います。
初心者の方で弦選びに迷った方は、この弦を選べば良いでしょう。
Elixir エリクサーアコースティックギター弦 NANOWEB フォスファーブロンズ light
エリクサー弦は、特殊で高度なポリマーコーティングされている為、
汗や、油分、汚れから守り錆などの進行を防止します。
世界中で数多くの有名ミュージシャンから絶賛されています。
S.Yairi アコースティックギター弦SY-1000XL
こちらの弦は、非常にリーズナブルで初心者の方には、おすすめです。
ただ、少し弦が固めなので人によって指が痛くなる可能性もあるので注意してください。
コスパも良く、練習用にピッタリなので試しで使ってみるのもいいでしょう。
ライトゲージタイプで、エクストラライトよりも少し、強めの音を出したい方にもおすすめです。
<マーチン アコースティックギター弦 ACOUSTIC>
マーチンの中でもアコギ弦で代表的な弦の一つです。
毎日の練習やフィンガースタイルの演奏に適しています。
また、アコースティックギターを始めて指が痛くなりやすい方にもおすすめです。
まとめ
以上が今回ご紹介させて頂きたい内容となっております。
いかがだったでしょうか?
アコースティックギターを始めたけれど、指が痛くて続けれない。
自分にあった弦が分からない。といった方に今回は弦の紹介をさせて頂きました。
最後に今回のテーマについてまとめておきます。
☑ギターの弦の選び方について。
☑ギターの弦の種類について。
☑弦の交換時期と交換方法について。
☑おすすめの弦のメーカー。
以上の、四つの項目について紹介させて頂きました。
これから、ギターを始める方や、始めたけれど、指が痛くなったり
と悩んでいる方は是非今回ご紹介させて頂いた内容を参考にして
アコースティックギターを楽しんでいただきたいと思います。