ギター

リッケンバッカーは反りやすいとかサスティンがないって本当なの?

リッケンバッカーに憧れがあって購入しようか迷ってる。
反りやすいって聞いたけど、メンテナンス大変なのかな?

リッケンバッカーについてこんな風に悩んでいる人も多いと思います。

 

そんな方のためにこの記事では、リッケンバッカーというエレキギターについて詳しく書いていきます。

 

保管の仕方次第では反る

リッケンバッカーだから特に反りやすいということはありません。

ただ長期間弦を張ったまま保管していてネックが反ってしまったという報告はあります。

1年とか全く弾かないで保管するような場合は弦を緩めておいたほうが無難です。

リッケンバッカーはエレキギターの初期のギターなので個体差が激しいので、反りやすいギターがあるかもしれません。

心配であれば毎回弦を緩めておけば反りに対しては対処できると思います。

どちらかというと反りが多いのはベースのようです。

 

サスティンがよくない

リッケンバッカーはサスティンがあまりよくないと言われることがあります。

理由としては考えられるのは、リッケンバッカーのほとんどはホロウボディの構造だからです。

ギターには簡単にいうと

  • ソリッドボディ・・・ギターの中に空洞がない
  • ホロウボディ・・・ギターの中に空洞がある

の2種類がありますが、リッケンバッカーの多くはホロウボディです。

ホロウボディは空洞にすることで音が響くような作りになっています。

それに対してソリッドボディのギターはアンプに繋いだ時にサスティンが多く稼げるような作りになっています。

なので、サスティンが良くないと言われることがあります。

サスティンが少ないギターはカッティングプレイなどに向いているので、そういう弾き方をすれば問題ありません。

さすがにリッケンバッカーでメタル系を弾きたいと思う人はいないでしょうから。

 

リッケンバッカーのおすすめ5選

リッケンバッカーのギターは基本的に高いですが、だからこそ憧れて購入するギタリストがたくさんいます。

その中でもおすすめの5本を紹介します。

 

Rickenbacker 325C64 JG


325はジョンレノンモデルとも呼ばれているギターです。

ビートルズの初期では325をよく弾いていたので、トレードマークといってもいいですよね。

ショートスケールのギターなので、普段ロングスケールのギターを弾いている人は少し慣れが必要です。

 

Rickenbacker 330


リッケンバッカーといえば330と言われる代表格のギターです。

ボディにウォルナットを使用していて特徴的なサウンドで楽しめます。

ウォルナット材はいわゆるクルミの木で、明るめの茶色からチョコレート色に変わっていくのが特徴的です。

引き込むにつれて低音から中音が豊かになっていきます。

経年劣化に強い木材で作られています。

 

ボディ材 ウォルナット
ネック材 メイプル
指板材 メイプル
フレット 24フレット

 

Rickenbacker Model 360W Walnut S/N 2125799


 

330と同じくウォルナット材で作られています。

300シリーズは通常はボディにメイプルを使って作られることが多いですが、このギターはボディは全てウォルナットで作られています。

このギターはサテンフィニッシュの特別なモデルになっています。

※サテンフィニッシュとはツルツルしていない表面がツヤ消し仕上げしてあるものです

リッケンバッカーと言えば330か360で有名です。

ボディ材 ウォルナット
ネック材 メイプル
指板材 メイプル
フレット 24フレット

 

RICKENBACKER ( リッケンバッカー ) / 620 JG(Jetglo)

 

ソリッドボディタイプのリッケンバッカーです。

330よりも小柄なギターで、小さいギターを探している人にもおすすめです。

ボディ メイプル
ネック メイプル
フレット数 21フレット

 

Rickenbacker Model 620Fireglo


620のFiregloカラーのリッケンバッカーです。

Firegloとはファイアーグローと読みます。

チェリー系サンバーストカラーのことをいいます。

椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」の歌詞にリッケン620という歌詞がありますが、リッケンバッカー620のことを言っています。

ボディ メイプル
ネック メイプル
フレット数 21フレット

 

まとめ

この記事ではリッケンバッカーの

  • 反りやすいのか
  • サスティンがよくないのか

について書いてみました。

 

反りやすいギターではないが、長期間弦を張ったままにしておくと反ることがある

リッケンバッカーはホロウボディのギターが多い、ホロウボディはアンプに繋いでもサスティンが少なくなる傾向がある。

 

リッケンバッカーが活躍できるのは、コード弾きだったり、カッティングをジャカジャカ弾くプレイです。

そういう奏法ならリッケンバッカーがかっこよく見えます。

あまりハードロックやメタル系では使わない方が無難です。

 

リッケンバッカーについてもっと詳しくなれます。


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