皆さんはギターを弾いて音楽を演奏、もしくは弾きたいと思ったことはありますか?
数多くある楽器の中でもギターを弾けるようになりたいという人は大勢います。
特に、子供に頼まれてギターを買う親が多いでしょう。
でも、子供用のギターといっても、どんなギターがいいのか分からない親が多いと思います。
そこで今回は、子供用に買うオススメのギターを紹介します。
この記事を読んで、自分の子供に買うギターはどれがいいのか参考にして下さい。
①子供用のギターとは?
②ミニギターは子供用?
③ギターの種類
④子供用のギターを選ぶポイント
⑤複数のギターで迷ったら?
⑥最後に
目次
子供用のギターとは?
そもそも、子供用のギターがどんな物なのかについて説明します。
結論から言いますと、子供用のギターという物は特に存在していません。
あるとしても、それはオモチャとして販売しているギターです。
通常のギターと違って、練習用として普通に弾ける物ではありません。
なので、小学生ぐらいの子供でも、大人が使っているような普通のギターを弾いたりしてます。
普通に弾けるギターであれば、本人が好きなギターを購入しても、特に問題ないです。
ミニギターは子供用?
多くの大人が、小さい子供には子供用のミニギターを買えばいいと思っているのではないでしょうか?
確かに、子供用に作られたようなミニギターは販売されています。
ですが、これは大きさをコンパクトにした特殊なギターであって、子供用に作られた物ではありません。
なので、子供用に買うからといって、必ずしもミニギターにする必要は無いです。
ミニギターを与えるのは、大体3~5歳ぐらいの子供がいいです。
それ以上の年齢なら、普通のギターを買うことをオススメします。
ギターの種類
子供用のギターを買うといっても、ギターの種類は多く存在します。
初めて弾く子供や初心者が買うとなると、どれがいいのか分からなくて、選ぶのに困ると思います。
一般的なギターの種類は、大きく分けると2種類あります。
・アコースティックギター
・エレキギター
それぞれの特徴について簡単に説明します。
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アコースティックギター
アコースティックギターは、中が空洞になっており、軽量で作られています。
演奏するのも1人で練習することができるので、バンドメンバーがいなくても問題ないです。
また、アンプを使わなくても大きな音を出すことができるので、金銭的にも優しいです。
エレキギター
エレキギターはアンプやエフェクターに繋ぐことによって、大きな音をだせるギターです。
繋ぐことを前提に作られているので、通常はまり大きな音を出せません。
また、重量もアコースティックギターより重いので、慣れないうちは少々大変です。
その代わり、アコースティックギターよりも音色の幅が広く、様々な音を出すことができます。
演奏の幅を広げたい人にはオススメのギターです。
メリットとデメリット
アコースティックギターとエレキギター、それぞれのメリット、デメリットを下記の表にまとめました。
種類 | メリット | デメリット |
アコースティックギター | ・軽い
・コードが覚えやすい ・金銭面が優しい |
・騒音問題が起こりやすい
・弦が太くて痛い |
エレキギター | ・色々な音が出せる
・自宅でも練習しやすい ・音が出しやすい |
・重い
・器材が多くてお金が掛かる
|
実際に弾く人によっても、どちらのギターが弾きやすいかは違ってきます。
どちらのギターを購入するかは、子供とも相談して考えたほうがいいでしょう。
子供用のギターを選ぶポイント
普通のギターでも子供用として買うのは問題ないことは分かりました。
では、さらに細かく厳選するとなると、何を基準に選ぶべきでしょうか?
子供用のギターを選ぶ際のポイントについて説明します。
価格
実際に買うとなると、やはり購入価格は重要になってきます。
なるべく低価格で抑えたいと考えてる人が多いと思います。
ですが、あまり安すぎるギターだと、すぐに劣化して使えなくなってしまいます。
購入するなら、多少お金が掛かっても上等なギターをオススメします。
子供が自らギターを始めたいと言っているのであれば、大体3万ぐらいのギターを買ってあげるのがいいです。
親が自分の子供に始めさせたいと考えているのであれば、すぐに飽きてしまう可能性もあります。
その場合は、もう少し安めの1万程度のギターでもいいと思います。
子供のモチベーションに合わせて、購入価格を考えることをオススメします。
重さ
これは対象の子供にもよりますが、重量が重いギターは扱うのが少々大変だったりします。
小・中学生以上の身体が成長した子供なら、問題なく扱っている子が多いです。
それ以下の小さい子供には重すぎて厳しい可能性もあります。
もちろん、これも子供の好みなどに合わせて、どうするか考えたほうがいいです。
多少重いギターでも、本人が大丈夫であれば問題ないです。
特に好みが無いのであれば、子供の年齢や体格に合わせた重さのギターを選ぶといいです。
形
安物のギターだと、雑な仕上がりで持ちにくい形だったりします。
せっかく買ったギターでも、扱いずらさが原因で、まともに練習できなければ意味がないです。
また、ギターの形によっては、それで手を痛めてしまう可能性もあります。
購入するなら、しっかりとした仕上がりで持ちやすいギターがいいです。
お店に行ったときに、実際に子供に持たせてみるのが1番いいでしょう。
それで気に入ったギターを買ってあげるといいです。
目的で考える
ギターを弾きたいといっても、その目的は人によって違ってきます。
公園や路上で弾いて、誰かに聞いてもらいたいと考えてるなら、アコースティックギターが向いています。
誰か他の人達とバンドを組んで、みんなで演奏したいというバンド活動目的なら、エレキギターがいいです。
特に何も考えずに適当に買ってしまうと、後々後悔してしまいます。
ギターを買った後にどうしたいのか、事前に目的を考えてから行動しましょう。
弾く場所でも考える
どこでギターを弾くかによって、購入する種類も考えたほうがいいです。
スタジオなどの練習場所であれば、好きな種類のギターを買えば問題ないです。
ですが、もし自宅で弾く用であれば、家庭環境によっては考えなくてはなりません。
アパートやマンションだと、騒音問題によるクレームが来る可能性もあります。
通常のアコースティックギターなどは、ヘッドホンを付けての演奏が不可能です。
自宅で弾く場合は、騒音のことも考えながら購入を検討する必要があります。
複数のギターで迷ったら?
ギターの種類は数多くあるので、自分が気に入ったギターが複数以上出てくることもあります。
ギターの重さや価格、持ちやすさで比較しても、いいギターは沢山あるでしょう。
その場合は、実際にギターの音を出してみて、自分が1番気に入った音の出るギターを選ぶのがいいです。
それでも迷う場合は、お店の店員さんなど、他の人に弾いてもらって聞いてみましょう。
客観的に聞いてみれば、自分好みの音が見つかる時もあるので、試してみる価値はあります。
ギターは弾くための物なので、やはり最終的には音が1番いいほうを選ぶのがオススメです。
最後に
今回は、子供用のギターについて紹介してきました。
子供の年齢や体格によって、適正なギターも変わってくると思います。
もちろん、子供が欲しいと思ったギターを買ってあげるのが1番いいです。
目的や好みなどを考えたうえで、自分の子供とよく相談してから、購入を検討しましょう。
今からギターを始める子供達が、立派なギタリストになるのを願っています。