
そんな方のためにこの記事では、テレキャスタータイプのギターについて書いてみます。
目次
テレキャスタータイプのギターとは
テレキャスタータイプのギターは1950年から発売されています。
元々は「エスクワイヤー」という名前で発売され、ソリッド・ボディやボルトオン・ネックなどのいままでにはない構造で人気となりました。
ボルトオン・ネックとはボディとネックを4本のボルトで組み合わせているギターのことです。
ストラトキャスターよりも歴史の長いギターです。
テレキャスターの特徴
テレキャスタータイプのギターの特徴について説明していきます。
ピックアップが2つ
テレキャスターにはフロントとリアの2つのピックアップが搭載されています。
フロント側はクリーンな柔らかな音色で、リア側は力強い音色が楽しめるようになっています。
ピックアップが2つなのはテレキャスターの大きな特徴でもあります。
カッティングに向いている
カッティングというジャカジャカという弾き方と非常に相性の良いギターです。
音色としては鋭い音と言う表現があっていると思います。
ギターボーカルやバッキングギターとして特に活躍できるタイプのギターです。
反対にテクニカル系のメタル系でテレキャスターを使っている人はあまり見かけません。
アーミングができない
テレキャスターにはトレモロユニットが搭載されていないので派手なアーミングプレイをすることはできません。
ギュイーンとかキュイーンなどのカッコいい音を出したいと思っている人にはやや物足りなさを感じるかもしれません。
構造がシンプル
トレモロユニットもなくフロイドローズもなく、非常にシンプルな構造になっています。
そのためパーツを変えるのが比較的簡単になっていて自分だけのギターを作ることも可能です。
軽い
余計なパーツがついてなく、フレットも21フレットなど短い分ギター本体も重量は軽くなっています。
重い物を持つのが苦手な女の子に向いていると思います。
カラーバリエーションが豊富
テレキャスターは様々な色のギターが販売されています。
黒系のカッコいい色から、黄色などの可愛い系まで揃えてあるので直感で選んでいいと思います。
21フレットが主流
テレキャスターは21フレットのギターが多いです。
テクニカル系を好むギタリストは24フレットのギターがほしいという人が多く、そういうプレイを求める人にはあまりおすすめできません。
構造
メーカー | フェンダー社 |
製造時期 | 1950年 |
ボディタイプ | ソリッド |
フレット数 | 21フレット・22フレット |
ネックジョイント | ボルトオンネック |
ボディ | アルダーなど |
ネック | メイプルなど |
フィンガーボード | メイプルなど |
ピックアップ | シングルコイル×2など |
コントロール | マスター・ボリューム・マスター・デルタ・トーン |
テレキャスターを弾いているギタリスト
テレキャスターを弾いているギタリストを紹介します。
洋楽
ジミーペイジ
レッドツェッペリンのギタリストジミーペイジです。
天国への階段という曲が特に有名です。
邦楽
凛として時雨(TK)
シェクターのテレキャスターモデルを愛用しています。
Telecastic fake showという曲を出しているので、テレキャスターが好きなことがうかがえます。
miwa
miwaさんもライブでテレキャスターを弾いていた時があり、愛用しているのが分かります。
ポルカドットスティングレイ
ポルカドットスティングレイのギタリストのエジマハルシさんはテレキャスターを弾いています。
布袋寅泰
元BOOWYのギタリスト布袋寅泰さんもテレキャスタータイプのギターを弾いています。
有名な人なので、いまさら説明はいりませんね。
おすすめのテレキャスタータイプのギター
Squier by Fender エレキギター Affinity Series
フェンダー社のブランドスクワイアから販売されているテレキャスターです。
初心者向けの比較的手に入れやすいリーズナブルなコスパの良いギターです。
おすすめのテレキャスタータイプのギターを10個紹介しているので下記も参考にしてみてください。
https://nyanguitar.com/5-recommended-telecasters-for-beginners/
まとめ
この記事ではテレキャスタータイプのギターについて書きました。
テレキャスターはとにかくコードをジャカジャカするカッティングプレイが似合います。
他のギターでもカッティングはできますが、テレキャスターは一番見栄えがいいです。
ハードロックやメタル系でテレキャスターを弾いている人はあまり見かけないので、テクニカルなプレイを好む方はアイバニーズやシェクターなどのメーカーのギターがいいと思います。