
そんな方のためにこの記事では、ショートスケールのギターについて書いていきます。
目次
ショートスケールの大きさ
一番気になるのはスケールの長さですよね。
ギターには
- ロングスケール
- ミディアムスケール
- ショートスケール
の3種類があるのでそれぞれのスケールの長さを紹介します。
ロングスケール
ロングスケールのスケールは下記の長さになっています。
インチ単位・・・25.5インチ
ミリ単位で言うと・・・645mm
フェンダー社のストラトキャスターやアイバニーズ社のストラトキャスタータイプのギターなどはロングスケールのギターになっています。
ほとんどのギターがこのサイズになっています。
ミディアムスケール
ミディアムスケールのスケールは下記の長さになっています。
インチ単位・・・24.75インチ
ミリ単位・・・625mm
ギブソン社のレスポールやSGタイプのギターなどに、ミディアムスケールのギターが多いです。
ロングスケールに比べると20mm短いので少し短くなっています。
ショートスケール
ショートスケールのスケールは下記の長さになっています。
インチ単位・・・24インチ
ミリ単位・・・610mm
フェンダー社のムスタングやジャズマスターなどがショートスケールのギターになります。
ロングスケールに比べると35mm短いので手の小さな人におすすめです。
安価なお手頃価格でスクワイアブランドでもショートスケールのギターが販売されています。
ショートスケールのメリット
ショートスケールのメリットについてあげていきます。
手が小さくても指が届く
スケールが短いので指が短い人でも、ロングスケールのギターで今まで弾けなかったフレーズを弾けるようになります。
どうしても指の長い人が弾くフレーズは届かなくて諦めてしまう時がありますが、全てではありませんがショートスケールなら弾けるようになる時があります。
本体が軽い
ショートスケールで短いのでその分重量が軽くなっています。
重いギターだと持ち運びも大変ですし、立って弾くときも方が痛くなったりします。
ショートスケールならそういう負担が軽減されると思います・
ネックが細い
ネックが細く握りやすくなっています。
ロングスケールと比べると2mmほどですが細くなっているのでそれだけでも握った時の感覚はかなり違うと思います。
女性に似合う
本体もスケールも短く小さいギターなので、小柄な女性に良く似合うギターです。
けいおんの中野梓がムスタングタイプのギターを弾いていたのでそれをイメージしてもらえればと思います。
デメリット
ショートスケールならではのデメリットもあるので紹介しておきます。
チューニングが安定しない
ギターはある程度弦の張りが強い方がチューニングが安定するという特徴があります。
そのためロングスケールのギターが一番多く製造販売されています。
ショートスケールのギターの場合はチューニングの不安定さを補うため、少し太めの10~46ほどの弦を張るのがオススメです。
種類が少ない
ショートスケールのギターは販売数や種類が少なく、選ぶときに悩むこともしばしば。
ムスタングタイプやジャガータイプから選ぶことになってしまいがちです。
最近はストラトキャスタータイプのギターでも販売されているのでよく探せばよいギターに巡り合えます。
おすすめのショートスケールのギター
おすすめのショートスケールのギターを紹介します。
Bullet Mustang Sonic Grey
23000円ほどのムスタングタイプのギターです。
タイプ | ムスタングタイプ |
カラー | ソニックグレイ |
ボディ | ポプラ |
ネック | 1ピースメイプル、"C" Shape |
スケール | 610 mm |
ピックアップ | Standard Humbucking×2 |
コントロール | ボリューム、トーン、3WAYピックアップセレクター |
Player Duo Sonic, Maple Desert Sand
Duo-Sonicピックアップを2基搭載しています。
1ヴォリューム、1トーンに3way切り替えスイッチ。
デザートサンドという珍しいカラーリングです。
タイプ | ムスタングタイプ |
カラー | デザートサンド |
ボディ | アルダー |
ネック | メイプル、"C" Shape |
スケール | 610mm |
ピックアップ | Duo-Sonic Single-coil×2 |
コントロール | Master Volume, Master Tone |
おすすめのムスタングタイプのギターを紹介している記事も書いているので参考にしてみてください。
https://nyanguitar.com/5-mustang-guitars-recommended-for-beginners/
まとめ
この記事では、ショートスケールのギターについて書いてみました。
日本人は外人と比べるとどうしても手が小さい人の割合が多くなってしまいます。
そのため女性はショートスケールのギターを好んで弾いている人がいます。
自分の弾きやすいギターを弾くのが一番音楽を楽しめるし、楽しむことがギターを続けるコツだと思います。
手が小さくて悩んでいる人は一度ショートスケールのギターを手にしてみてはどうでしょうか?