ギター

サイレントギターとは

サイレントギターってどんなもの?
普通のギターとどう違うの?
こんな風に悩んでいる人も多いと思います。

そんな方のためにこの記事では、サイレントギターについて書いていきます。

サイレントギターの特徴

サイレントギターとは、その名の通り演奏時の音が小さなギターです。
通常のアコースティックギターはボディが空洞になっており、この空洞により音が共鳴して大きな音を出しています。
一方サイレントギターでは、ボディを枠のみにしたり空洞をなくすことで、共鳴をさせず静かに演奏ができるようになっています。

また、通常アコースティックギターでは電気的な部品を使用せずに生音のみで演奏します。ライブを行うときにはマイクを通して音を拾ったり、ピックアップという部品をつけてエレキギターのようにアンプに出力して音を大きくします。
サイレントギターでは本体のみでの音量は小さく抑えられているため、ヘッドホンを接続したり、アンプに接続することで音を出します。

メリット

サイレントギターのメリットは以下となります。

演奏するときの静音性

製品にもよりますが、通常のアコースティックギターの5分の1、10分の1の音量となります。
アコースティックギターの演奏はかなりの音量となり、最大で96dBとも100dBとも言われます。犬の鳴き声が約90dB、電車が通った時のガード下が約100dBのため、かなり大きな音であることがわかります。
もちろんアコースティックギターでも弾き方により音量を抑えることはできますが、周りに気を使った演奏では気持ちよく演奏できませんし、通常と違う弾き方をすることで上達を妨げる可能性があります。
サイレントギターを使うことで外に聞こえる演奏の音量を抑えることができるため、気を使うことなく賃貸の部屋や夜間の演奏も可能となります。
(建物の構造により隣室に聞こえる可能性はります。)

持ち運び時にコンパクトにできる

演奏する時の大きさはアコースティックギターもサイレントギターもほぼ同じとなりますが、サイレントギターはボディの枠が取り外し可能な製品が多くあります。ボディが枠のみになっている構造であり、その枠を取り外すことでボディの幅を半分程度に抑えることがでるため、持ち運びの際はコンパクトにすることができます。
アコースティックギターは、取り外せる部品がないため演奏時のままの持ち運びとなります。

コントロール機能が充実している

ピックアップを用いて電気的に音を拾っているため、ヘッドホンやアンプで演奏する際の音量を調整することができます。
また、音量以外にも高音や低音を調整することができたり、リバーブ、コーラス、エコーといったエフェクト機能がついている製品もありますので、他の機器を使うことなく音色を調整することができます。

ハウリングが発生しない

アコースティックギターでは、外部のスピーカーから音を出力した場合にハウリングという現象が発生することがあります。これはアコースティックギター自体が出した音が、スピーカーを通して再度アコースティックギターの空洞でさらに共鳴してしまうことで発生します。
ハウリングが発生してしまうと音量を下げる必要が出てしまうため、他の楽器に比べて音量が小さくなり過ぎてしまうことがあります。
サイレントギターでは、ボディの空洞が存在しないためハウリングは発生しません。

 

デメリット

デメリットは下記の通りです。

電池や電源が必要

アコースティックギターであれば本体だけあれば演奏可能ですが、サイレントギターの場合は電池や電源を利用する必要があります。そのため、電池が切れていたり電源のない場所では音を出すことができません。サイレントギターの生音だけでも演奏することはできますが、やはりヘッドホンやスピーカーから本来の音を出した方がよいかと思います。

ボディを活かした奏法ができない

アコースティックギターの弾き方としてスラム奏法というものがあります。

ボディーの部分を叩きながらギターを弾くことで、パーカッション的な要素を加えることができます。
Petteri Sariola、Andy Mckee、押尾コータロー、MIYAVIなどが利用しておりかっこいい奏法です。

ただ、サイレントギターにはボディがないため、スラム奏法ができません。

 

サイレントギターの製品

サイレントギターといえばヤマハのSLG200シリーズが主な製品となり、価格帯は6~7万円台となります。

・YAMAHA SLG200S
アコースティックギターのサイレントギターで、スチール弦を使用します。一般的なギターの約18%の音量に抑えられています。
価格は新品で6万円台から購入可能です。
エフェクトコントロールやチューナーも内蔵されており、多機能な製品となります。
AUX IN端子もあるため、音楽プレーヤーを接続して音楽と一緒にプレイすることもできます。
また、ボディの一部部品を取り外すことで、持ち運び時にコンパクトになります。

YAMAHA SLG200N TBS

クラッシックギタータイプのサイレントギターとなり、ナイロン弦を使用します。一般的なクラッシックギターの約10%の音量です。
細いネックを採用しており、普段アコースティックギターを演奏している方や、手の小さい方でも演奏しやすいモデルとなります。
価格や機能についてはSLG200Sと同様になり、こちらも多機能な製品となっています。

 

YAMAHA SLG200NW

SLG200Nと同様にクラッシックギタータイプのサイレントギターとなり、ナイロン弦を使用します。
クラシックギターサイズのネックを採用しているため、クラッシックギター奏者にも違和感のないモデルとなります。
価格は前の2モデルよりも少し高く約7万円です。

※YAMAHA SL G200シリーズ製品情報
https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/silent_guitar/slg200_series/index.html#product-tabs

そのほかに下記のような下記のような製品もあります。

 

Ultra-Light Acoustic Mahogany

ヘッドの役割をボディに持たせたることで、非常にコンパクトな製品となっており、価格は約4万円程度です。
一部の部品を取り外せるため、持ち運び時にはさらにコンパクトになります。
通常演奏する場合は右肘をギターに当てますが、その部分がないため違和感を感じる人もいるかもしれませんが、そのコンパクトさは十分なメリットとなります。

※TRAVELER GUITAR 製品情報
https://www.kandashokai.co.jp/flos/traveler_guitar/ultra-light_series/ultra-light_acoustic.html

おすすめのサイレントギターを10本紹介しているので参考にしてみてください。

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サイレントギターを買うとどうなるか

サイレントギターを買うと下記のような未来が想像できます。

 

親から怒られない

家族がいる人の大きな問題はギターの音です。

「実は言わないけど、うるさいって思われてるかな?」

「親がいるときは怒られるからいない時だけギターを弾いている」

サイレントギターを買えば家族の機嫌を気にせずいつでも弾けるようになります。

ストレスなくギターを弾いて上達しましょう!

 

まとめ

サイレントギターはその特徴の通り音量が小さく抑えられています。アコースティックギターは大きな音が出るため、賃貸で練習場所に困っている方や夜間に練習したい人におすすめすることができます。

一部の部品を取り外せるため、少しでもコンパクトに持ち運びたい方にもおすすめできます。
また、ハウリングが発生しないためライブ等でハウリングに悩んでいる際には解決策の一つとして検討の余地があると思います。
一方でスラム奏法ができないなどのサイレントギター特有の制限がありますので、自分がどんな風にギターを弾きたいかを考えて購入を検討して頂ければと思います。

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