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strandberg(ストランドバーグ)のギターとは「salenとboden」の違い

ストランドバーグのギターが欲しいんだけど、salenとbodenの違いってなに?
ストランドバーグってどういうギターなの?

音楽が好きな人なら、バンドを組んだり楽器を演奏できるようになりたいと、1度は思ったこともあるでしょう。

 

その中でも、ギターを弾けるようになりたいと思った人は大勢います。

 

そんな数多く存在しているギターの中でも、ストランドバーグのギターを好むギタリストがいます。

 

一体どのようなギターなのか分からない人もいるでしょう。

 

今回は、このストランドバーグのギターについて詳しく紹介していきます。

 

ストランドバーグとは?

 

ストランドバーグとは2007年にスウェーデンにて創業された楽器メーカーです。

 

メインとして製造されている楽器は、ギターとベースです。

 

比較的新しく出来たブランドですが、ストランドバーグのギターは、短期間で多くの人気を集めています。

 

理由としては、他メーカーよりも変わったデザインのギターを多く製造しているからと考えられます。

 

多弦ギターやファンドフレット、ヘッドレスといったデザインが多く、それらを音楽に生かしたデザインに仕上げています。

 

そういったクオリティの高さからも、ストランドバーグのギターは注目を集めています。

 

名前の由来は実在した人物

 

ストランドバーグの名前の由来は、ストランドバーグを創業したオーラ・ストランドバーグ氏の名前から来ています。

 

ストランドバーグ氏は、機械工学系のエンジニア出身であり、1984年から10年間ほどギターテックとして働いていました。

 

実際にギタリストとしてもバンド活動を行っていたこともあり、それらの経験を活かして、2007年にストランドバーグという自身の名前のブランドを創業しています。

 

人間工学を拠り所にしたギター

 

ストランドバーグのギターは「エルゴノミック・ギターシステム」と刻まれた人間工学を拠り所にしたギターとして世界中で有名になっています。

 

人間工学というのは学問の一種であり、物や環境を可能な範囲で人間が使用できるように設計し、それをデザインに活かすものです。

 

可能な範囲でというだけでなく、周囲の環境を考えての事故なども少なくするための設計でもあります。

 

技術者とバンドマンとしての経験

 

オーラ・ストランドバーグ氏はエンジニアとしての経験とバンドマンとしての経験を持った人物です。

 

機械工学系のエンジニア出身ということもあり、設計の仕事としてCADを使用しいた経験を持っています。

 

製品開発や部品の加工といった技術面を取り組んできたので、非常に経験豊富です。

 

バンドに関しては、10年以上ギター演奏者として活動していました。

 

バンド活動期間には、音楽コミュニティに参加していたこともあります。

 

その音楽コミュニティ内で、ストランドバーグ氏が独自に感じ取った経験があるようです。

 

そんなエンジニア時代とバンドマン時代の技術と経験を活かした結果、現在に至ります。

 

SalenとBodenの違い

ギターの構造は下記の通りです。

Boden Original Salen Classic
ボディ メイプル+アッシュ アッシュorアルダー
ボディ構造 チェンバード ソリッド
PUセレクター 5-Way 3-Way
ピックアップ Suhr SSV, SSH+ Suhr Classic T neck, Custom Suhr Classic T bridge

 

SalenとBodanの一番の違いは音です。

Bodan・・・ハムバッカーサウンドメイン

Bodanはピックアップがリアとフロントのどちらもハムバッカータイプが搭載されています。

そのためハムバッカーサウンドがメインになります。

Bodanはハードロックやメタル系でよく使用されています。


 

Salen・・・シングルコイルメイン

Salenタイプはリアとフロントのどちらもシングルピックアップが搭載されています。

SalenはJAZZやフュージョンなどの音楽で使用されています。


 

 

ストランドバーグギターの特徴

 

ストランドバーグのギターには、どのようなギターなのでしょうか?

 

次に、ストランドバーグのギターの特徴について紹介していきます。

 

台形ネック

 

ストランドバーグのギターは、ネックの裏が丸ではなく、台形になっています。

 

これは親指を支点にするフォームに関しては、台形のほうが弾きやすいという考えから来ています。

 

多弦ギターを好むギタリストには、非常に喜ばれています。

 

7弦や8弦ギターがある

 

通常のギターは6弦で作られている物がほとんどです。

 

しかし、ストランドバーグで製造されているギターは、7弦や8弦のギターを多く製造しています。

 

他メーカーでも6弦以上のギターを製造することはあります。

 

ですが、他メーカーと比較しても、ストランドバーグ産のギターは多弦ギターが多く存在しています。

 

理由としては、元々が多弦ギターが誕生した後に、多弦に特化したデザインを強みとしたメーカーとして創業されたからです。

 

そのため、ストランドバーグでは、多弦ギターが多く製造されています。

 

通常のギターより寿命が長い

 

通常のギターの場合だと破綻してしまいそうな部分がよく出てきてしまいます。

 

ですが、多弦であるストランドバーグのギターだと、それらの心配を解消した作りになっています。

 

絶対とは言い切れませんが、6弦ギターと比較したら寿命は長いです。

 

テクニカルなギタリストに人気がある

 

通常とは違ったテクニックを駆使したギタリストには、特に好まれて使用されています。

 

使用されている弦の数だけでなく、ギターの形状も独特なデザインになっています。

 

そういった理由でも、テクニカルなギタリストには好まれて弾かれています。

 

多くのジャンルのギタリストから愛されている

 

先程はテクニカルなギタリストに人気がある事を説明しました。

 

ですが、ジャンル別で分けると多くのギタリストから愛されています。

 

ギタリストにも、メタル系やジャズ系などといったジャンルが存在しています。

 

そんな別系統のジャンルであっても、ストランドバーグのギターを好むギタリストは大勢います。

 

それだけ、ストランドバーグのギターは幅広い層から熱い指示を得ているわけです。

 

メリット

ストランドバーグのギターの特徴については説明しました。

 

では、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

ストランドバーグのギターのメリットを紹介していきます。

 

ヘッドを持たずに演奏可能

 

通常のギターはヘッドを持って演奏するように設計されています。

 

ですが、ストランドバーグのギターはヘッドを持たずに演奏が可能な設計になっています。

 

これは、ヘッド部分やペグの重量が、通常より軽いことから成り立っています。

 

その結果、長時間の演奏が快適に出来るといった強みがメリットとなっています。

 

ゼロフレット

 

ストランドバーグのギターは、ナットのすぐ近くにゼロフレットが付いています。

 

一見これが余計な物と思われる人もいるかもしれません。

 

ですが、この設計により、押さえる弦と離す弦を同一のトーンに出来るというメリットがあります。

 

また、弦高を下げてのセッティングがやりやすいというのもメリットです。

 

通常は弦高が高いほうが、良い音質が得られると言われています。

 

しかし、その際にフレットを強く抑える必要があり、弾きにくくなってしまいます。

 

その欠点を改善した設計になっているのは、ギタリストにとって嬉しいメリットです。

 

コンパクトなボディ

 

ヘッドが軽く設計されているため、ボディのほうもコンパクトになっています。

 

そのあたりのバランスを上手く設計した結果、非常に軽いギターとなっています。

 

男性はもちろんのこと、女性ギタリストにも軽くて扱いやすいことから、人気が出ています。

 

デメリット

様々なメリットがあるストランドバーグのギターですが、同時にデメリットもあります。

 

次に、デメリットについて紹介していきます。

 

値段が高い

 

弾きやすさや重量の軽さなど、様々な利点があります。

 

そのぶん開発の時間などを費やすためか、全体的に値段は高いです。

 

1番安い物でも10万以上はします。

 

人間工学やデザインを細かく追及したギターなので、多少値段が高いのは仕方ないことかもしれません。

 

立て掛けが難しい

 

ストランドバーグのギターは通常と違って、おしり部分が斜めの造りになっています。

 

そのため、スタンドが無い場合は立て掛けて置くのが難しいです。

 

ギタリストが演奏しやすいようにデザインされた独特の形状ですが、同時にこのようなデメリットもあります。

 

ストランドバーグのおすすめの3本

 

Strandberg Boden J6 RAS LOCK/Caribbean Light Blue BanG Dream! RAISE A SUILEN 朝日六花モデル


バンドリ!に登場するバンドの「ライズアスイレン」のメンバー「朝日六花」のモデルギターです。

オリジナルカラー「Caribbian Light Blue」で仕上げてあります。

ボディ バスウッド
ネック メイプル
指板 メイプル
フレット 24フレット
ピックアップ Fishman Fluence

 

Strandberg Boden 7 True Temperament Blue Burst


7弦タイプのストランドバーグのギターです。

 

ボディ バスウッド
ネック メイプル
指板 メイプル
フレット 24フレット
ピックアップ Fishman Fluence

 

Strandberg Salen Deluxe Candy Apple Red


Salenタイプのストランドバーグのギターです。

 

ボディ アルダー
ネック メイプル
指板 パーフェロー
フレット 24フレット
ピックアップ CustommadeSuhrClassicTHardwear:Chrome

最後に

今回はストランドバーグのギターについて紹介してきました。

 

世界中のギタリストは、通常のギターを弾いている人が大半だと思います。

 

ですが、ギタリストの中にもストランドバーグのギターのような、テクニカルな多弦ギターを好んで弾いている人もいます。

 

比較的珍しいギターとはいえ、ストランドバーグのギターが多くのギタリストに愛されているのも事実です。

 

ストランドバーグのギターが、今よりも世界中のギタリストに愛されることを願っています。

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