PRS Private Stockは

どうしてそんなに高いの?
初めてPRS Private Stockを調べた人はあまりの価格に驚いた人もいると思います。
この記事ではPRS Private Stockがどんなギターなのか詳しく書いていきます。
目次
PRS Private Stockとは
PRSはPaul Reed Smith(ポールリードスミス)の略です。
そのPRSの最高峰のギターがPRS Private Stockです。
元々PRSの創始者であるポール・リード・スミス氏の為だけの特別なプロジェクトだったと言われています。
最高級の木材をつかい、ギター一本ずつをオーダーメイドで作っています。
PRSの中では最上級のカスタマイズができます。
音が素晴らしいだけではなく、演奏性にもこだわりぬいて作られている高級ギターです。
PRSの技術で自分だけのギターを作れるということです。
世界に一本だけの完全オーダーメイドのギターを作ることができます。
PRSギター公式サイトはこちら
創業者ポール・リード・スミス
創業者ポール・リード・スミス氏はアメリカのメリーランド州出身です。
自分の名をつけたPRSの創始者であり、会長です。
ポール・リード・スミス氏自身もギターを弾くのが好きだったようですが、ギターを作ることの方に夢中になっていたようです。
メリーランド・セント・メリーズ大学在学中にギターを作り始め月に1本ペースで手作りで作っていました。
元ギブソン社の社長に教えを乞いその後、1985年にPRSを創業しました。
完全な受注生産
Private Stockは完全な受注生産で、Private Stockで作られたギターは自分だけの世界に一本のギターです。
自由度の高いオプションでカスタマイズでき、自分だけのオリジナルの一本をオーダーできます。
下記はPrivate Stockのメイキングです。
最高級の木材
Private Stockは木材にもこだわっており、見た目の美しい高級な木材が使用されています。
特に希少なブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)をネックや指板に使用することもあります。
ハカランダは中々お目にかかれない木材で、そんな希少な素材を使っているのがPrivate Stockのギターです。
ハカランダの中にはワシントン条約の絶滅危惧種に指定されている物もあり、とても希少です。
木材はthe vaultと言う専用の木材管理室で大切に保管されています。
その他シリーズ
Private Stock以外のシリーズを簡単に紹介します。
Customシリーズ
PRSのスタンダードなモデルがCuntomシリーズです。
PRSの標準モデルとして認知されていて、Customモデルを弾いてみればPRSのギターがどんなものなのか分かると思います。
ボディの木材がメイプルやマホガニーを使用しており、ギブソンレスポールに近い材質です。
ダブルカッタウェイ加工してあるので、ハイポジションでも弾きやすくなっています。
McCartyシリーズ
ギブソンレスポールに近い見た目のシリーズです。
McCartyは元ギブソンの設計者であるテッド・マッカーティがモデルになっています。
ポールリードスミス氏はテッド・マッカーティからギターの作り方を教わっており、師匠の名前からモデル名を付けたシリーズを販売しました。
マッカーティサンバーストというカラーリングが特徴です。
ダブルカッタウェイとシングルカッタウェイの2種類があります。
トグルスイッチでPUの切り替えになっているところもレスポールっぽい感じがするギターです。
Hollowbodyシリーズ
ギター内部がフルアコ構造になっています。
Hollowbodyシリーズはアコースティックギターとエレキギターのトーンを楽しむことができるギターです。
ホロウボディの透明感のあるサウンドと、エレキギターのパワフルなサウンドを併せ持ったモデルです。
58/15 LTピックアップにアコースティックのサウンドをミックスして出力することも可能です。
Specialtyシリーズ
509
5つのピックアップが搭載されており、ハーフトーンを合わせると9種類の音を楽しむことができるギターです。
- 5ウェイ・ブレード・スイッチ
- 2つのコイルタップ用ミニトグル・スイッチ
が搭載されています。
そのためシングルコイルからハムバッカーのサウンドを切り替えて演奏できます。
まとめ
PRS Private Stockは
- PRSの最高峰のモデル
- 全て受注生産
- 自分だけの世界で一本のギター
- 100万以上~は当たり前
- 希少な木材ハカランダなどを使用している
このように高級ギターであることが良く分かりますね。
特にハカランダの木材は希少で、中々お目にかかれないものです。
そんな素材を仕入れることができるPRSはそれだけ信頼されてるということですね。
PRSのギターを弾いてみたいなら、まずはCustomモデルから試してみてください。
PRSという美学